BMW 新旧118d グレードと価格比較

2020.4.2に日本で発売されたBMW 1シリーズ、ディーゼルエンジン搭載の118dのグレードと価格を比較します。

118d発表の記事は下記リンクに書きました。

新旧グレード一覧

旧118d(F20)

モデル名価格(消費税込み)
118d Sport\3,780,000
118d Style\3,780,000
118d M Sport\3,980,000

新118d(F40)

モデル名価格(消費税込み)
118d Play Edition Joy+\3,850,000
118d Play\4,130,000
118d M Sport Edition Joy+\4,230,000
118d M Sport\4,510,000

Edition Joy+という見慣れない名称が付いたモデルが新設されていますが、これは

通常モデルより一部装備内容を変更することでオーナーに様々な追加的な歓びを提供する「Edition Joy+」をラインアップ

BMW公式より

とあることから、未確認ですが廉価版モデルという事なんでしょう。

上に表にあるように新旧同モデル名で30万~50万円もの値上がりです。

先に発表された118iも20万円~30万円値上がりしており、118dはさらに値上がり幅が大きい。

価格に敏感なベースシリーズである1シリーズでは価格上昇は致命的なので、値上がりを最低限に抑えるために登場したのがEdition Joy+と考えるのが妥当でしょう。

ビヨさん
ビヨさん

Edition Joy+をもってしても値上がり幅は大きい

旧118dのグレード

ここで旧118dのモデル名の説明です。

現在は旧グレードとなってしまったF20の118dですが、118dのグレード展開は

118d Sport
118d Style
118d M Sport

の3つのモデル展開でした。
ガソリンエンジンモデルの118iにあった安価モデルのStandardは118dにはありませんでした。

SportとStyleは同価格で、基本的には同じですが
その名の通りスポーツ寄りな表現な車か、スタイリッシュな表現な車かになり、
・キドニーグリルの色使い
・エキゾーストテールパイプの色使い
・ホイールデザイン
・ステアリング(ハンドル)のステッチ色
・スポーツシートか否か
・シートやドアトリムの処理
が異なる程度でした。

M Sportは価格がSportやStyleより上位でエアロから足回りまで異なります。

新118dのグレード

新118dグレードの差分についてはEdition Joy+も含め確認中です。情報が集まり次第記事を更新します。

まとめ:予想以上に高い新118d

新118dは新118iよりさらに価格が旧モデルより値上がりし、旧モデルより30万円から50万円上がり、価格帯を考えると同じ1シリーズとは思えません。
もはや違うシリーズです。

国産車感覚で、ある程度手軽に手の出せる1シリーズとは感じられません。

ディーゼルエンジンは進化して高品質尿素水(AdBlue)を用いた排ガス浄化システムを採用したり、ツインターボ化など、高コスト化になっています。
また、1シリーズ自体もリバースアシストやインテリジェント・パーソナル・アシスタントなど要らない機能のオンパレード。

コストが掛かっていても、このプライスは高すぎ。FFベースの車両がこの価格で売れると思っているのかな?すごく不思議なプライスです。

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