ESET インターネットセキュリティ 継続(更新)の注意と新規版のインストール方法

キヤノンITソリューションズが提供しているセキュリティソフト

「ESET インターネットセキュリティ」は製品の有効期限があり、製品により「月額、3年、5年」の各期限が設けられています。

期限近くなると、メールやソフト自体が有効期限をお知らせしてくれます。

有効期限を更新するには以下の3つのケースが考えられます。

１．公式サイトから「有効期限の延長(次年度更新)手続き」を購入する

２．一般販売されている「更新用 ESETソフトウェア」を購入する

３．一般販売されている「新規用 ESETソフトウェア」を購入する

３の「新規用 ESETソフトウェア」を使っても事実上の更新は可能です。

新規用ESETインターネットセキュリティのソフトは通販サイト、特にAmazon、NTT-Xストアなどでタイムセールやイベントで、「更新用」より安価に販売されるケースがあります。

以前はかなり値引きされ提供されるケースもあったのですが最近は値引きが抑えめですが、たまに安く出回ったりすることもあります。

なので、更新期間が近づいてきたらあらかじめ「新規用 ESETソフトウェア」が
安いときに買っておいて、更新に使うという事が出来ます。

また、更新しようとして、間違って「新規用」を購入してしまったという方もいるかと思いますが、事実上更新として使うことが可能です。

写真は「新規用のESETソフト」のカード版です。

正面に「有効期限の延長（更新）にはご利用いただけません」とありますが大丈夫です。

ただし、「新規用 ESETソフトウェア」を更新(延長）で使うには以下の注意が必要です。

「公式サイトから延長する」場合と「更新用 ESETソフトウェア」は、手続きを行うと、手続きを行った日時に関係なく現在インストール(使用中）のライセンス期限が切れたところから、新たなライセンスの延長期間が始まります。

使用中のライセンス期間も、次のラインセンス期間も無駄なく使用することが出来ます。

それに対し、「新規用 ESETソフトウェア」を更新(延長)目的で使用するには、新規にユーザー登録をし直さなければならず、新規ユーザー登録すると、今まで使用していたESETのライセンスが消滅して、新規のESETライセンスが登録した瞬間から始まります。

なので、使用中のESETのライセンス期限がまだ残っている状態で、新規ユーザー登録すると、残存ライセンス期限が無駄になり損になります。

理想的には、現在のライセンスが切れる日に、新規のESETをインストールして新規ユーザー登録するのが無駄が無くて良いです。

製品にカード版やオンラインコード版がありますが、どちらもそのソフトを使用する権利の 「購入コード」を知る手段が違うだけです。(ソフトはインターネット経由でインストールします)。

カード版は、先ほどの写真のもので、はがき位の大きさの紙に「購入コード」が書かれたものが送られてきます。

オンラインコード版は購入手続きすると、その通販サイトからインターネット経由で
「購入コード」を知ることが出来るものです。更新をすぐやりたい場合はオンライン版が良いです。

カード版だと写真のように、紙の中に「購入コード」が書かれています。

延長用として新規用ESETをインストールする場合は以下の手順で行います。

現在のESETのアンインストールは不要です。
以下のインターネット経由でのインストールを行うと、現在のESETが最新のESETに更新されます。

1. なるべく現在使用中のESETのライセンスが切れる直前(理想は切れる当日)まで待つ

2.インストール媒体が無い製品を買った場合、買ったものに記載されたURLにアクセスして、インストールに進み、新規にユーザー登録します。ユーザー登録する個人情報は以前と同じ情報で構いません。

3.ユーザー登録の場面で、メールアドレスや、新たに購入したときに入手した「購入コード」を入力します。

4. 購入コードとユーザー登録が認証されると、製品のアクティベーションに使う
「製品認証キー 」が発行されます。

少し紛らわしいのですが、「購入コード」では新規にインストールしたESETの有効化は出来ず、この「製品認証キー」が必要になります。

この画面のように「製品認証キー」が表示され、またユーザー登録した電子メールアドレスにも送られてきますが、万が一のためメモするか、写真を撮っておくと良いです。

5.インストールを進めていくと、現在のESETはアンインストールされ、新規にESETがインストールされます。

6.(再起動を要求される場合もあります）、正常にインストールが終わると、アクティベーションを促されます。「製品のアクティベーション」で、新規ユーザー登録した時に発行された「製品認証キー」を入力すると有効期間が購入した製品のものに反映されて、インストール完了です。