とにかく簡単にノートPCのHDDをSSDに入れ替える方法 その１

ノートPCのハードディスク(HDD)をSSDにとくかく簡単に入れ替える・置換(換装)する方法を2通り解説します。

1回目は市販されているSSDキットを購入して入れ替える方法を紹介します。

こんな状態のノートPCの方いませんか？

・ノートPCがとにかく遅い
・メモリを増設したけど早くならない
・ハードディスクのアクセスランプがいつも点滅している
・ノートPCを起動してから何分も待たないと使えない。この間もハードディスクのアクセスランプが点きっぱなし

こんな場合はハードディスクのアクセスが遅いため、OSの処理がディスクのライトやリード待ちの時間に費やされてしまい遅くなっていると思います。

遅くなっている原因であるハードディスクを高速になるSSDに換えれば問題は解決します。

この記事も10年前のノートPCをHDD(ハードディスク)からSSDに換えたもので書いていますが現役バリバリです。

でも、

・やり方がわからない
・HDDからSSDにどうやってデータのお引越しをするの？
・SSDにwindowsを入れなおさなきゃならないんでしょ？
　OSのディスクどこ行ったっけ？　インストールしたソフトもどう移行するの？
・とにかく簡単にやりたい

という方に今回の製品を紹介します。

紹介したい製品はロジテック社の内蔵SSD 変換キット HDDケース・データ移行ソフト付

になります。
３つの製品の違いはSSDの容量のみです。

ディスク/ストレージ系に強いロジテック社が出しているキットが一番簡単です。

本キット対応はソフトウェアを使ってデータ移行しますが対応はwindows系パソコンのみのようです。

キットの内容は

1.　SSD本体
2.　USBケーブル
3.　HDDケース
4.　変換スペーサー
5.　「HD革命/Copy Drive Lite」ソフトウェア(*)

(*) 5.のソフトウェアは製品に同封されておらず、シリアルナンバーが与えられ、ダウンロードして使う形になります。

これと、プラスドライバーだけあればHDDからSSDの移項が出来ちゃいます。

あと必要なのはノートPCの裏面を開けてHDDとSDDを入れ替えなければならないので蓋をあけるプラスドライバーが必要になります。

プラスドライバーの大きさな機種により異なりますので自分のノートPCの裏面をみてご確認ください。

とても簡単にできるようになっています。

1.　データ移行ソフト「HD革命 Copy Drive Lite」をノートPCにインターネットからダウンロードし、製品についているシリアルナンバーを使ってインストールします

2.　HDDケースにSSDを入れ、USBケーブルでノートPCに接続します

3.　「HD革命 Copy Drive Lite」を起動し使用してノートPCからHDDに入ったSSDにデータをコピーします

4.　ノートPCの裏蓋を開けてHDDが入っていた場所にSSDに入れ替える

4.でHDDとSSDの大きさが違う場合は、製品にある変換スペーサーをつかって隙間を埋めます。

これだけです。
自分のデータも、windowsのOSやソフトウェアもコピーされ、設定もそのままコピーされるので置き換え前と全く変わりません。
国内メーカーの製品だけあって、日本語のマニュアルもあり、安心して使えます。

製品キットには240GB　480GB　960GBの3タイプがありますが、どれを選ぶかの情報を記載しておきます。

「ノートPCのハードディスクの使用中の容量より」大きいものを選べばOK

SSD移行を他社ソフトで行う場合、「HDDの容量以上のSSD容量が必要」

といった縛りが発生するケースが発生します。これは移行ソフトがクローンコピーする場合の縛りなのですが、本ソフトはこのような縛りはありません。

なので、本キットの場合、自分のノートPCのHDDの使用中の容量より同じ容量か、もしくはそれより大きいものを選べば良いです。

例えば300GBのHDDがノートPCについているが200GBしか使っていない。
この場合、240GBのSSD換装キットで問題ない、もちろんそれ以上でも問題ないです。