ハイセンス テレビ 分かりにくい型名を整理してみた

東芝REGZA(東芝映像ソリューション株式会社)を傘下に収め、REGZAの高機能と中国企業ならではコストパフォーマンスを併せ持つことで有名になってきているハイセンス社(Hisense)のテレビは非常にバリエーション豊かです。

ハイセンスwebサイトを覗くと沢山のテレビ型名が出てきて、どれを選んだら良いのか分からなくなるのではないでしょうか?

ここではハイセンスのテレビ型名を分かりやすく整理してみました。

(画像はハイセンスより)

有機ELテレビ

ハイセンスで有機ELを選ぶとなった場合は現在1シリーズしかなく、E8100,E8000の一択になります。

型名サイズ4Kチューナー数倍速エンジン動画配信
サービス
二画面
55E8100
55E8100
55V・BS/CS 4K x1
・地上 x3
・BS/110度CS x3
120Hzレグザエンジン
NEO plus
VIDAA×

E8100とE8000の違い

E8100という型名はハイセンスwebサイトには登場しませんが、
E8100とE8000の違いはE8100はスタンド(テレビ足)がブラック色になっており、
ビックカメラグループ限定製品になっています。

ビックカメラグループ(ビックカメラ、コジマ、ソフマップ、ビックカメラ・ドットコム、コジマネット、ソフマップ・ドットコム)で購入することができます。

つまり機能面は同じです。

VIDAA 動画配信サービス

E8100/E8000ではVIDAAという以下11種の動画配信サービスが観られます

NETFLIX
YouTube
U-NEXT
dTV
ひかりTV 4K
acTVila 4K(アクトビラ4K)
TSUTAYA TV
スカパーon demand
クランクイン!ビデオ
DMM.com
acTVila(アクトビラ)

液晶テレビ

型名サイズパネル4Kチューナー数倍速エンジン動画配信
サービス
バックライト二画面
65U7E
55U7E
65V
55V
VA・BS/CS 4K x1
・地上 x3
・BS/110度CS x3
120Hzレグザ
エンジン
NEO plus
VIDAAローカル
ディミング
×
75U8F
65U8F
55U8F
50U8F
75V
65V
55V
50V
VA120HzNEOエンジンplus 2020VIDAA
Ver.3.0
ローカルディミングplus
65U7F
55U7F
50U7F
43U7F
65V
55V
50V
43V
VA60HzNEOエンジン2020VIDAA
Ver.3.0
直下型
65S6E
58S6E
65V
58V
VA60HzNEO
エンジン
VIDAA
Ver.3.0
50E6800
50E6500
50E6000
50VVAVIDAA×
43E6800
43E6500
43VVA×
65E6100
65E6000
65VIPS×
55E6100
55E6000
55VIPS×
50A6800
43A6800
50V
43V
VAレグザ
エンジンNEO
×
55F60E55V VA・地上 x2
・BS/110度CS x2
無し無し無し×
50F68E
50F60E
50VVA×
43F68E
43F60E
43VVA×
55K3055VVA××
49A50
43A50
49V
43V
IPS××

(VIDAA 動画配信サービスは有機ELの項目を参照願います)

VIDAA Ver.3.0

65S6E、58S6E、U8Fシリーズ、U7Fシリーズの動画配信サービス

65S6E、58S6E、U8Fシリーズ、U7Fシリーズでは以下 12種の動画配信サービスが観られます。

Netflix
Youtube
U-NEXT
dTV
ひかりTV 4K
TSUTAYA TV
スカパー! on demand
DMM.com
acTVila
Amazon Prime Video
Hulu
ABEMA(Abema TV)

緑太字はVIDAAに無い、VIDAA Ver.3.0のみのサービス。

逆にVIDAAに有ってVIDAA Ver.3.0に無いものは

acTVila 4K (アクトビラ4K))
クランクイン!ビデオ

になります。

ハイセンステレビの動画配信サービスについては、以下にまとめてあります。

補足事項

・U8F、U7F

2020/5発売の4K液晶テレビの新製品。動画配信サービスはVIDAA Ver.3.0。二画面機能。

・U7E

U7Eは映像面の強化が特徴で

  • バックライト制御を局所的に行うローカルディミング
  • エンジンがレグザエンジンNEOplus
  • 倍速120Hz
  • 他はS6Eや6xxx系と同じです。

・S6E

S6Eは2点が大きく異なります

  • 動画配信サービスはVIDAA Ver.3.0
  • REGZAのような二画面機能を持つ

65S6E、58S6Eの二画面については以下にまとめてあります。

・E6xxx系

E6xxxと名前が付くものは機能はすべて同じで、

  • 大型パネルである65E,55EがIPS液晶パネル
  • 50E,43EがVA液晶パネル

他は販売チャンネルやそのチャンネルに合わせたカラーだったりします。

以下に詳しく書きます。

※E6500という型名はハイセンスwebサイトには登場しませんが、
E6800とE6500の違いはE6500はビックカメラグループ限定カラーで、色はシルバー
つまり機能面は同じです。

※E6100はという型名はハイセンスwebサイトには登場しませんが、
E6100はビックカメラグループ専用モデルになります。

 E6100はスタンド(テレビ足)のデザイン、背面のポートレイアウト、
B-CASカードがE6100はminiB-CASになっています。
HDMIも4ポートあり(ビックカメラwebはx3となっているがx4の間違い)
機能面は同じです。

※50E6000は50E6500と同じ
55E6000/65E6000は55E6100/65E6100と同じ

・A6800

E6000系との違いは

  • 映像処理エンジンがレグザエンジンNEO
  • E6000系はHDMIx4に対し、A6800はHDMIx3です。

・F60E,F68E

4Kパネルを採用していますがBS/CS 4Kチューナーが無いモデルになります。

・K30,A50

パネルがハイビジョン(2K)になります。

まとめ

一覧にすることでだいぶすっきりしました。

ハイセンスでテレビを選ぶ際は

  • 有機ELか液晶パネルか
  • 映像処理で選ぶか、二画面や動画配信サービスで選ぶか
  • IPSパネルか、VAパネルか
  • BS/CSの4Kチューナーは必要か
  • ビックカメラグループ専売品が良いか

などで欲しい製品が決まってくると思います。

ハイセンスの製品選びで少しでも参考になればと思います。

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